不動産物件投資・売買で徐々に物件購入金額を高めていくと1億円は一つの区切りと言えるかもしれません。最初は少額からコツコツ始めた不動産売買も遂に億単位へ。感慨もひとしお、いざいつもどおり金融機関に融資を相談すると…この額はご融資難しいですね…と思わぬ回答でつまづくことになります。
融資を受けられないケース
では実際に不動産売買で1億円を調達しようとして断られてしまう事例について確認していきましょう。
数千万円単位からのステップアップ
事業として売買待ちの物件をいくつか抱えている場合、既に数千万円単位の融資を受けていることも多いかと思います。そんな状況で追加で1億円、というのは金融機関側からしても難しいものです。これまでに長期の融資・返済実績がない場合、こうした状況で追加融資を受けることは非常に困難です。
複数の金融機関から借入がある
不動産売買ではそのタイミングで必要な資金をどれだけ確保できるかが物を言います。そのため一つの金融機関だけでなく、銀行系・ノンバンク系問わず複数の金融機関から借入と返済を行っている方も多いと思います。そのような状況の場合でも、億単位となると事業者自体が取扱額を超えているなどで利用できないなど、追加融資が難しい場合があります。
投機の意味合いが強い
特に銀行系の金融機関は、不動産売買や株取引など投機目的に対しては融資が非常にシビアです。一般的な事業であれば融資実行される額でも、投機目的であるとなると手のひらを返した態度で融資を断られることがあります。
不動産投資目的での1億円の調達方法
裏を返すと、これらの条件をクリアできれば1億円以上の融資が受けられることになります。
つまり、
短期間の運営実績でも融資が可能であること
他の金融機関からの借入があっても良いこと
銀行系以外の金融業者
果たしてこんな都合の良い貸金業者は存在するのでしょうか？
不動産担保ローンなら融資が可能な例も
当然、先述の通り金融系の事業者では融資は非常に困難です。また大手ノンバンク業者は銀行系に近い独自の審査基準を設けており、他金融機関からの借入がある場合には特に1億円以上の新規融資ともなると難しい状況になることが予想されます。
その中でも不動産担保ローンは比較的、高額な融資が受けやすい金融業者です。
不動産担保ローンが高額融資可能な理由
不動産担保ローンはその名の通り、「不動産を担保に貸付を行う貸金業者」です。
融資の場合は額面にもよりますが保証人や保証会社などを担保として、万が一返済が滞った場合の「担保」を付けます。しかし保証人の場合は保証人に返済能力が十分ない等、回収ができない場合も想定されます。
一方で不動産の場合は保証人のような不安定性はなく、国の定める地価などで資産性が保証されており、かつどこかへ移動したり隠したりすることができないという性質から万が一の担保としては非常に高いものであると言えます。また不動産自体が一般的には高額であることから、これを担保として貸付を行うことは非常に信頼性・回収率の高い融資であるとみなされ、他の金融サービスよりも融資条件が低いことが多いのです。
ですので本人の直近の収入が低かったり、不動産売買の運営実績が少なかったとしても、担保にできる不動産をお持ちであれば、融資を受けることができるのです。
しかし億単位は初回から困難
このように高額な融資を受けることができる不動産担保ローンですが、1億円以上の融資となるとまた話は別。特にこれまで取引がない初回での融資で1億円、となると一般的な不動産担保ローン会社では審査が通らないこともあります。
億単位融資の専門サービスのご紹介
こうした実状を鑑み、大阪に本社を置く不動産担保ローン事業を行う「日本モーゲージ」では、"1億円以上に特化した不動産担保ローンサービス" を開始。
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