- 2023年8月23日

1億円を借りるには？不動産投資や事業の為に最短で手に入れる方法

不動産投資や事業を行っている方で、初めて1億円の借入を行いたいという場合、既存の資金調達方法では融資が実行されないことが多いようです。しかしこれまでにない好物件やチャンスに恵まれたり、事業の運営資金でどうしても1億円というまとまった資金が必要というタイミングもあるかと思います。そこでこのページでは1億円を、しかも最短で借りる方法について解説していきます。

1億円の融資は非常に困難

ある程度の規模の企業であれば1億円の融資を受けていることも多々あります。しかしこれまで数千万円単位であった借入から一気に1億円以上となると、そのハードルを超えるのは難しいケースもあります。

1.運営実績が短い

あなたの企業・ビジネスが急成長している＝短期間で成功されている場合、事業としての運営期間が短いことになります。結果的に金融機関との取引実績も少ないため、これまで融資を受けていた金融機関でも、1億円以上の借入については実施されない場合があります。

2.他での借入が多い

既存の金融機関での借入が既に高額になっている場合も、融資が受けられない可能性があります。一般的に金融機関では「返済能力」を判断しますので、これまでの実績から現状の返済能力を独自の基準で審査し、融資の可否を判断します。そのため既に数千万円単位で融資を受けており、返済実績がまだ十分でない状況では、1億円以上の追加融資を受けることは業績が好調であっても、資本の基盤が余程安定していない限り、現実的ではありません。

3.投機目的である

日本政策金融公庫の融資の場合、平均の融資額は1.02億円となっていますので(参考)、1億円以上の融資が実行されています。しかしこれは①返済実績があること、②製造業など設備投資に伴って融資が実施されるものです。したがって投機目的の不動産購入や、一時的な借入などでは億単位の融資を利用することはできません。他の金融機関でも、不動産商品の購入を目的にした場合には融資が厳しくなる傾向があります。

1億円の調達条件

ではどのように1億円を調達すれば良いのでしょうか？

先ほどの3つの要点を踏まえて融資が可能となる条件を整理すると、以下のようになります。

既存以外の金融機関
審査が現状の借入額や経営状況に捉われない
利用目的に制限がない
億単位の融資に対応している

このような条件に当てはまり、1億円以上の資金調達方法が、「不動産担保ローン」と呼ばれる融資方法です。

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンとは、その字のとおり、「不動産」を「担保」に「ローン」＝融資を実行する資金調達方法です。

「不動産」というと土地を想像する方も多いですが、融資の担保には一般住宅やマンションなどの住居なども対象となります。当然、担保とはなりますが融資実行中も引き続き所有権は残りますし、自宅や工場などであればそのまま利用することができます。

またご自身や法人として不動産を所有していないという場合でも、親族や役員名義の不動産を担保とすることも可能です。

不動産担保ローンについては、以下の記事も参考にご覧ください。

不動産担保ローン業者おすすめはどこ？貸金業者10社まとめ

不動産担保ローンで1億円以上の融資を行っているノンバンク業者

ではここからは実際に1億円以上の融資を謳っている不動産担保ローン事業者をご紹介します。審査の厳しい銀行・信金は融資実施までに日数がかかることが多いため、スピード面で有利なノンバンク事業者を主に取り上げています。

1.セゾンファンデックス

大手セゾン系の個人ローン・不動産担保ローンを提供する金融業者です。本社は東京都豊島区にありますので関東エリアの方には知名度が高いノンバンク業者です。また関西にも淀川区西中島に大阪支店があります。令和２年には大阪協栄信用組合と保証業務提携を行いました。融資金額は最大3億円と、1億円以上の融資にも対応しています。