個人で500万円借りる方法を徹底解説!審査に通るコツと安全な借入先
- 太一 久保
- 1月14日
- 読了時間: 13分

「急な出費でまとまったお金が必要」
「事業資金を調達したい」
「複数の借金を一本化したい」
個人で500万円という金額を借りる必要がある場合、どのような選択肢があるのでしょうか?
500万円は決して小さな金額ではありません。
一般的なカードローンでは審査のハードルが非常に高く、安易な申し込みは信用情報を傷つけるリスクもあります。
本記事では、個人が安全に500万円を借りるための具体的なルート、審査を通過するための必須条件、そして「年収の壁」を突破するための方法を解説します。
まず知っておくべき「借りられる上限」のルール

500万円を借りる前に、必ず知っておかなければならないのが「総量規制」という法律のルールです。
総量規制とは?
「貸金業者は、申込者の年収の3分の1を超えて貸付をしてはいけない」という法律のことです。消費者が借りすぎないように守るためのルールですが、これにより500万円を借りるハードルが一気に上がります。
例えば、消費者金融で500万円を借りたい場合、逆算すると年収1,500万円が必要になるということです。これを踏まえた上で、各ローンの上限目安を見てみましょう。
借入種類 | 借入可能額(最大) | 500万円借りるのに必要な年収 |
消費者金融 | 年収の1/3まで | 年収1,500万円以上 |
銀行カードローン | 年収の1/3~1/2程度※ | 年収1,000万円~1,500万円程度 |
おまとめローン | 年収の1/3を超えても可 | 現在の借入総額による |
不動産担保ローン | 担保価値の範囲内 | 年収に関係なく借入可能な場合あり |
目的別ローン | 返済比率による | 比較的柔軟(年収400万円〜でも可能性あり) |
※注意点
銀行は総量規制の対象外ですが、現在は過剰融資防止のため、消費者金融と同様に「年収の1/3程度」を自主規制ラインとしている銀行がほとんどです。つまり、無担保で500万円を借りるには、最低でも年収1,000万円以上の属性が求められるのが現実です。
個人が500万円を借りる5つの方法と特徴
高額融資を成功させるためには、自分の状況(年収、資産、資金使途)に合った方法を選ぶことが重要です。
借入方法 | 金利 | 審査難易度 | 特徴 |
銀行の目的別ローン | 1%〜5% | 中〜高 | 使い道が決まっているならおすすめ。低金利。 |
銀行カードローン | 3%〜14% | 高 | 高年収・優良属性の人向け。 |
消費者金融 | 4%〜18% | 高 (額による) | 500万円は極めて困難。即日性は高い。 |
事業者ローン | 2%〜15% | 中 | 個人事業主・法人向け。事業計画が必要。 |
不動産担保ローン | 3%〜10% | 低〜中 | 高額融資の本命。独自の審査基準あり。 |
1. 銀行の「目的別ローン」(リフォーム・教育・車など)

もし、使い道が明確(リフォーム、車の購入、子供の留学費用など)なら、カードローンではなく「目的別ローン」を選びましょう。
メリット
カードローンより圧倒的に金利が低い(1〜5%程度)
年収に対する審査基準もカードローンより柔軟
デメリット
見積書や請求書の提出が必要
審査に1〜2週間かかる
おすすめの人
使い道がはっきりしている人
2. 銀行カードローン

使い道が自由な資金としては王道ですが、500万円の枠を初回から獲得するのは至難の業です。
メリット
低金利で、コンビニATMなどで自由に出し入れ可能
デメリット
初回限度額は50万〜100万円になることが多く、500万円の枠を作るには長期間の実績が必要
おすすめの人
年収1,000万円以上で、信用情報が非常にクリーンな人
3.消費者金融(おまとめローン含む)

アコムやアイフルなどの大手消費者金融です。「通常のフリーローン」で500万円借りるには年収1,500万円が必要ですが、「おまとめローン」であれば話は別です。
おまとめローンとは?
複数社からの借金を1社にまとめて借り換えるための専用ローンのことです。法律上、「借り手の負担が減る(金利が下がるなど)」と認められる借換えは総量規制の例外となるため、年収の3分の1を超えていても審査に通る可能性があります。
メリット
複数の他社借入を一本化する目的なら、年収の1/3を超えても借入可能(総量規制の例外)
デメリット
通常の借入では金利が高く、限度額の壁が厚い
おすすめの人
すでに複数社から借入があり、返済を一本化したい人
4.事業者向けローン(ビジネスローン)

個人事業主やフリーランスが「事業資金」として借りる場合です。
メリット
総量規制の対象外となるケースが多い
赤字でも将来性で審査してくれる場合がある
デメリット
事業計画書や決算書の提出が必要
金利は銀行より高めになる傾向
おすすめの人
開業資金や運転資金が必要な個人事業主
5.不動産担保ローン

「年収はそこまで高くないが、自宅や土地を持っている」という場合に、500万円を借りるための最も現実的な方法です。
メリット
借主の年収よりも「不動産の価値」を重視するため、高齢者や転職直後でも借りやすい。
金利が低い
デメリット
返済不能になると不動産を失うリスクがある
登記費用などがかかる
おすすめの人
年収の壁で銀行ローンに通らないが、持ち家や土地がある人
500万円の借入審査に通るための3つの準備

500万円というまとまった資金を借りるには、金融機関の審査をクリアする必要があります。
審査に通るためには、事前に準備をしておくことが重要です。
以下の3つのポイントを具体的に解説します。
1.信用情報をチェックする
金融機関の審査では、申込者の信用情報が必ず確認されます。
信用情報とは、過去の借入履歴や返済状況が記録されているデータのことで、審査の合否に大きく影響します。
信用情報を確認できる機関
CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
クレジットカードの利用履歴や消費者金融の借入履歴が登録されている
公式サイト:https://www.cic.co.jp/
JICC(日本信用情報機構)
消費者金融やカードローンの借入・延滞情報が記録されている
公式サイト:https://www.jicc.co.jp/
KSC(全国銀行個人信用情報センター)
銀行系ローン(住宅ローン・銀行カードローンなど)の情報が記録されている
信用情報を確認する方法
CIC・JICC・KSCの公式サイトから情報開示を申し込む(手数料約1,000円)
自分の信用情報(借入履歴・延滞履歴・返済状況)をチェック
過去に延滞や金融事故(ブラックリスト)がある場合は、一定期間待つ(約5年)
誤った情報が記録されていた場合は、金融機関に問い合わせて修正依頼をする
信用情報が悪いとどうなる?
過去に延滞や滞納歴があると、審査落ちの原因になる
債務整理(自己破産・任意整理)の履歴があると、5~10年間はローン審査に通らない
クレジットカードの支払い遅延が続くと、信用スコアが下がり審査に不利になる
調べた結果、信用情報に問題がある場合、しばらく借入を控え、クレジットカードの利用実績を積んで信用を回復する必要があります。
2.安定した収入を証明する
金融機関は、申込者が「毎月きちんと返済できるかどうか」を厳しく審査します。
そのため、安定した収入があることを証明することが重要です。
職業 | 必要な書類 | 注意点 |
会社員(正社員) | 直近3ヶ月の給与明細 源泉徴収票 雇用証明書(必要な場合) | 転職したばかりだと不利になる可能性あり |
契約社員・派遣社員 | 給与明細 源泉徴収票 | 雇用期間の明確な証明が求められる |
自営業・フリーランス | 直近2年分の確定申告書 青色申告決算書または収支内訳書 銀行の入出金履歴(売上証明) | 直近の売上が安定していないと審査が厳しくなる |
年金受給者 | 年金証書 年金支給通知書 | 収入が低いと審査に通らない可能性あり |
主婦・学生・無職 | 基本的に収入証明がないため審査通過は困難 | 配偶者の収入を利用した「配偶者貸付制度」などを検討 |
審査で見られるポイント
年収はどれくらいか?
500万円借りる場合、最低でも年収300万円以上が目安(金融機関による)
雇用形態は安定しているか?
正社員・公務員は有利、契約社員・派遣社員はやや不利
勤務年数はどのくらいか?
勤務年数が短い(1年未満)の場合、審査に影響することがある
安定した収入を証明するために、収入証明書を用意し、申告する情報に一貫性を持たせることが重要です。
3.既存の借入を整理する
審査では、すでに他社からの借入があるかどうかも重要なポイントになります。
借入が多いと、「この人はすでに借金が多く、新しい借入の返済が難しい」と判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。
借入状況のチェックポイント
他社の借入総額が年収の3分の1を超えていないか?
貸金業法の総量規制により、消費者金融では年収の1/3以上の借入が不可
複数のローンを抱えている場合、借入件数が多すぎないか?
4社以上の借入があると、審査で不利になる可能性が高い
クレジットカードのリボ払い残高が多すぎないか?
リボ払いの残高は借金とみなされ、審査に影響する
借入を整理する方法
不要なクレジットカードを解約する
使っていないカードでも、ローン審査時には「この人はさらに借金できる枠がある」と見なされ、不利になる
借金の一本化(おまとめローン)を検討する
複数の借入を一つにまとめ、毎月の返済負担を減らす
例:消費者金融3社から合計500万円を借りている場合、銀行のおまとめローンに切り替えれば、金利が下がり返済負担が軽減する
クレジットカードのリボ払いを減らす
リボ払いの残高があると、新たな借入の審査に悪影響を与える
可能であれば一括返済し、リボ払いを利用しないようにする
借入を一本化し、クレジットカードの利用状況を見直すことで審査に通りやすくなります。
個人で500万円を借りるのによくある質問

500万円という大きな金額を個人で借りるとなると、不安や疑問も多いはずです。
ここでは、実際によく寄せられる質問にわかりやすくお答えします。
Q1. 年収300万円でも500万円借りられますか?
通常のカードローンや銀行ローンでは「不可能」です。 総量規制や銀行の自主規制により、年収300万円の方が無担保で借りられるのは最大でも100万円程度です。 この年収で500万円を調達するには、自宅などの不動産を担保にする「不動産担保ローン」が唯一の現実的な選択肢となります。
Q2. 正社員じゃなくても借りられますか?
派遣社員や自営業の方でも、安定した収入があれば審査に通る可能性はあります。
ただし、収入証明や事業内容を詳しく提出する必要があるため、審査に時間がかかるケースもあります。
Q3. どれくらいの返済額になりますか?
例えば金利5.0%、10年返済の場合、毎月の返済額は約5.3万円です。
金利や返済期間によって大きく変わるため、事前にシミュレーションすることが大切です。
Q4. 一括で500万円借りると、審査に落ちやすいですか?
一括借入は審査のハードルが上がります。
もし目的が複数に分かれている場合は、使途ごとに必要資金を分けて申請した方が審査に通りやすくなることもあります。
Q5. 急ぎで借りたい!即日で500万円借りられますか?
即日で500万円を用意するのは、どの方法でもほぼ不可能です。 消費者金融でも初回限度額は50万円程度が一般的です。複数社に同時に申し込むと「申し込みブラック」になり、余計に審査に通らなくなります。 数日〜1週間待てるのであれば、不動産担保ローンが最も確実性が高い方法です。
土地や建物を所有している場合は不動産担保ローンがおすすめ

不動産担保ローンとは、土地や建物を担保にすることで、高額の融資を受けられるローンのことです。
個人でも利用でき、500万円以上の資金調達が可能なケースが多いため、資金繰りに困っている人にとって選択肢の一つになります。
以下、不動産担保ローンの特徴になります。
高額の融資が可能
不動産担保ローンは、500万円~1億円以上の高額融資が可能です。
通常の無担保ローンや消費者金融では、最大でも500万円~800万円程度の融資しか受けられませんが、不動産を担保にすることで、より大きな金額を借りられるのが大きなメリットです。
低金利で借りられる
不動産を担保にすることで、金利が2.0%~10.0%と低く設定されているため、無担保ローンや消費者金融よりも返済負担を軽減できます。
ローンの種類 | 金利(目安) |
不動産担保ローン(銀行系) | 2.0%~5.0% |
不動産担保ローン(ノンバンク系) | 5.0%~10.0% |
銀行カードローン | 3.0%~15.0% |
消費者金融(無担保ローン) | 10.0%~18.0% |
長期間の返済が可能
不動産担保ローンは、最長30年の返済期間を設定できるため、無理のない返済計画を立てやすいのが魅力です。
特に、毎月の返済額を抑えたい人にとって、長期間の返済が可能な点は大きなメリットとなります。
例えば、500万円を借りた場合以下のようになります。
返済期間 | 月々の返済額(年利5%の場合) |
5年(60回) | 約9.4万円 |
10年(120回) | 約5.3万円 |
20年(240回) | 約3.3万円 |
審査に通りやすい(無職・年金受給者・個人事業主もOK)
通常のカードローンや消費者金融では、安定した収入がなければ審査に通らないことがほとんどです。
しかし、不動産担保ローンの場合、担保となる不動産の価値が重視されるため、審査に通りやすいというメリットがあります。
使い道の自由度が高い
不動産担保ローンは、「住宅ローン」や「事業融資」と異なり、借りたお金の使い道に制限がないのも大きなメリットです。
不動産担保ローンの注意点

不動産担保ローンには注意すべき点もあります。
最大のリスクは、返済が滞ると担保にした不動産が競売や売却にかけられる可能性があることです。
万が一、返済不能になった場合、住んでいる自宅や所有している不動産を失うことになるため、慎重に借入額と返済計画を検討する必要があります。
また、不動産担保ローンは審査が厳しく、担保となる不動産の評価額によって借入できる金額が決まるため、希望する金額が借りられないケースもあります。
さらに、契約手続きには通常1週間~1ヶ月程度の時間がかかるため、即日で資金調達が必要な場合には向いていません。
不動産担保ローンは、高額な資金を低金利で長期間借りられる反面、担保を失うリスクや審査の厳しさがあるため、慎重な判断が求められるローンです。
不動産担保ローンがおすすめな人

不動産担保ローンは以下のような人におすすめです。
500万円以上の高額融資を受けたい人
低金利で長期間の返済を希望する人
事業資金・借金整理・投資資金など、用途が決まっている人
通常のローン審査に通りにくい人(個人事業主・フリーランス・年金受給者など)
まとまった資金が必要だが、無担保ローンでは厳しい人
不動産を持っている場合は、検討してみましょう。
不動産担保ローンの利用手順

1.申込
借入先を選び、各社ホームページから、電話・申込フォーム(メール)などで問い合わせます。
必要事項には正確に答えられるよう、事前に不動産の情報(登記簿)やご自身の状況などをまとめておきましょう。
2.審査
貸金業者が、担保となる土地の調査を行います。
できるだけ高い評価を出せる業者を選ぶことが、借りられる限度額や金利などの条件を良くするポイントです。
その土地の事情に詳しい業者や、不動産を専門に行っている業者を選ぶと良いでしょう。
3.融資実行
審査が降りると、融資額が決定します。
問題がなければ申込用紙や必要書類が揃い次第、契約成立。
審査・契約が完了すれば、最短でその日のうちに振り込まれます。
※申し込みから融資実行までは、通常3日~1週間程度かかります。
(申込時間帯によっては対応できない場合があります。詳細はご利用の業者へお問合せください)
不動産担保ローンのおすすめ会社

不動産担保ローンを利用する際、「不動産に特化した専門の貸金業者」を選び、必要な書類が揃っていれば、驚くほど早く融資が実行されます。
一方で銀行系や大手ノンバンクでは、審査基準が厳しく融資実行までに時間がかかるケースも。
こちらに各地域の不動産担保ローン業者をまとめましたので、ぜひご覧ください。
その他の地域も「東京融資記事」で紹介しています。
